2018

芝川家ゆかりの蒔絵作品展示のご案内

当社の創業家である芝川家が設立・運営していた「日本蒔絵合資会社」の蒔絵作品(文台・硯箱)が、「中之島香雪美術館」にて、2018年4月28日(土)から6月24日(日)まで展示されています。

「中之島香雪美術館」は、朝日新聞社社主の村山龍平翁の邸宅跡に翁のコレクションを収蔵する「香雪美術館」(神戸市東灘区御影)の分館として2018年3月にオープンした美術館で、今年度は「珠玉の村山コレクション」と題し、5期にわたり村山翁のコレクションを展示しておられます。

村山龍平翁と芝川家(初代又右衛門、二代目又右衛門)は、共に事業を行ったり、関西財界数寄者の茶会グループ「十八会」でご一緒だったり…と非常に親交が厚かったことから、芝川家ゆかりの蒔絵作品が村山翁の手に渡ったのでしょう。

なお、次回7月7日(土)~9月2日(日)開催の第3期展示「茶の道にみちびかれ」では、「十八会」についてご紹介されると思いますので、ご関心のある方は是非ご観覧いただけたらと存じます。

中之島香雪美術館
http://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/

※「月刊島民 vol.117」でも、芝川と村山翁の交流について少し触れられていますので、是非ご覧ください。
https://nakanoshima-daigaku.net/pdf/tomin_vol117.pdf